博報堂キースリー・博報堂とともにzkTLSを活用した「界隈」限定ECサイトのデモを公開

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2025年3月26日
株式会社Pontech

株式会社Pontechはこの度、株式会社博報堂キースリー(以下「博報堂キースリー」)および株式会社博報堂(以下「博報堂」)が共同開発したweb3を活用した「界隈」マーケティングソリューションに開発パートナーとして参画し、web3技術「Web Proof(zkTLS)」を用いたデモサイト「界隈限定ECサイト」の公開に協力したことをお知らせします。本ソリューションでは、特定のコミュニティ(界隈)に属することを証明できたユーザーだけが商品やサービスを購入可能となる、新たな購買体験を提供します。

■界隈限定ECサイトについて

公開されたデモサイトでは、以下3種類の条件を満たしたユーザーのみが商品の購入ページにアクセスできます。

  1. 暗号資産界隈
    • Binance Japanのアカウントに100$USD以上の資産を保有していることを証明
  2. 風呂キャンセル界隈
    • X(旧Twitter)で「風呂キャン」を含むツイートをしていることを証明
  3. 生成AI界隈
    • ChatGPTのPlusまたはProプランに加入していることを証明

URL: kaiwai-ec.pontech.dev

zkPassが提供するzkTLS技術を通じ、これらの証明はユーザーが許可した範囲内で安全に行われます。証明データは検証可能な形で保持され、従来のスクリーンショットやAPI公開による個人情報の過剰な露出リスクを大幅に低減しました。

■zkTLS(Web Proof)がもたらす新しいデータ連携のかたち

Pontechは、zkTLS(Web Proof)を「ユーザーにデータの主権が存在する新しい形のデータ連携基盤」と位置づけています。従来、このようなデータ連携を行うためには、プラットフォーム側のAPI公開や企業同士の交渉・合意によるデータ共有が必要でした。しかしこれは、小規模企業や個人開発者にとってハードルが高く、またユーザー視点に立っても、データはプラットフォーム側に握られ、ポータブルに活用できないという課題がありました。

zkTLSでは、ユーザーが手元のデータを選択的かつ安全に証明・共有できるため、ユーザー自身がデータ主権を持つ新しいエコシステムの実現が期待されています。プラットフォームの制約を超えて、個人がコントロールできる「ポータブルな」データ連携が可能になり、多様なユースケースに対応していくことが目標です。

■ECサイトから始めた理由

Pontechは、zkTLSがブロックチェーンとは関係なく証明の作成・検証ができ、幅広いユースケースに活用できる技術であることを多くの方に知ってもらいたいと考えています。とはいえ、zkTLSはまだ一般的にBattle Testedな状況ではありません。いきなり大きな金額を扱うサービスで導入するとリスクが高いと考え、まずは比較的導入ハードルが低く、かつ企業数も多い「ECサイト」を入口として、デモや小規模検証を進めることを選びました。

また、「界隈限定」や「特別感」という付加価値を打ち出すことで、EC事業者が顧客体験を差別化しやすくなるという仮説も背景にあります。今後、この取り組みを通じてノウハウを蓄積し、より大規模なサービスや他業種への展開を博報堂様とともに目指していきます。

■zkTLS技術についての詳細

以下の記事を参考にしてください。

zkTLSについての考察と期待する理由

zkTLS (Web Proofs) がっつり解説

zkTLSプロトコルを使用したアプリケーション開発【zkPass編】

■zkPassについて

zkPassは、ユーザーのプライベートなWebデータをブロックチェーン上で検証可能にするサービスです。これにより、ユーザーは自身の法的な身元、金融記録、医療情報、社会的交流、ゲームデータ、実世界の資産、職務経験、教育、スキル認証など、多種多様なデータを選択的に証明できます。

  • プライバシー保護: ユーザーが証明したい情報のみを安全に共有し、過剰な個人情報の漏洩リスクを低減。
  • 柔軟なデータ連携: 従来のAPIや直接交渉による連携とは異なり、ユーザー中心の証明プロセスを実現。
  • ブロックチェーン連携: 証明データはブロックチェーン上で検証可能なため、改ざん防止や透明性が担保される。

■Pontechへの開発相談・新規事業のご相談について

今回の「界隈限定ECサイト」をはじめ、PontechではzkTLS技術を活用したPoC(概念実証)やMVPの高速開発、さらにブロックチェーンを含むweb3分野の新規事業検討まで幅広く支援しています。

  • 実際のビジネスに合わせたユースケース設計
    (例:ユーザーの所有するオフチェーンデータの証明活用、競合サービスや補完サービスのユーザーに対するターゲティング施策など)
  • MVPの開発・検証からプロダクション展開までのトータルサポート
    (要件定義、UI/UX設計、アプリケーション開発、運用サポート など)
  • 技術・ビジネス両面での壁打ちコンサルティング
    (今後のアップデートを見据えたロードマップ策定、技術選定、マーケティング施策のご提案 など)

「データの主権をユーザーに取り戻す」zkTLS技術を、これからのビジネスやサービスにどう活用できるのか。
「まだアイデア段階だが、初期の構想を一緒に詰めてみたい」「具体的なプロダクト導入を検討している」など、お気軽にご相談ください。

◼︎博報堂キースリーについて

博報堂キースリーは、博報堂とAstar Network開発の知見を活かしコンサルティングや開発サポートを行うStartale Labs JapanのCEO渡辺創太氏が共に2022年12月に設立したweb3事業プロデュース企業です。「生活者発想」と「クリエイティビティ」で世界初のweb3サービスを生み出すことを目指し、パートナー企業と共により多くの生活者がweb3に参加できる社会の実現に貢献してまいります。

公式サイト:https://key3.co.jp/

公式X(旧Twitter):https://twitter.com/H_KEY3

◼︎Pontechについて

Pontechは、ブロックチェーンに特化した開発企業として、NFTを中心としたDappsやzkTLSを活用したプロダクトの開発に注力しています。自社サービスだけでなく、受託開発も積極的に手がけており、既存のDappsや開発者ツールへの深い理解を基に、MVPの高速開発を実現しています。

会社名:株式会社Pontch

代表者:須原 健太

事業内容:web3関連システム開発・コンサルティング事業

公式サイト: https://www.pontech.dev/

■本件に関するお問い合わせ

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About ponta

2019年からEthereumを中心にDapp開発に従事。スキーとNBAとTWICEが好き。

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